2010年12月16日木曜日

UEFAヨーロッパリーグ

ユヴェントスの今年のホーム最終戦は,マンチェスターシティとの一戦.
セリエAでは現在2位と好調を維持しているユヴェントスですが,
UEFAヨーロッパリーグでは既にグループリーグでの敗退が決定しています.
なので,この試合は完全な消化試合なのですが(マンCの通過順位はかかっていますが),
大学からすぐ近くなのと,最終戦ということで思い出づくりに観戦しに来てしまいました.



ユヴェントスはグループリーグ5戦連続引き分けという珍しい記録を継続中なので,
この試合にも引き分けたら6戦連続引き分けでグループ敗退という珍記録が生まれます.
マンチェスターシティも若手主体で臨んでくるはずなので,負けられない一戦になります.



ヨーロッパリーグということで,一番安い席でも30ユーロします(もちろんこれを購入).
ゴール裏にいる熱狂的なユーベサポーターが怖いので向こう正面の1階席にしましたが,
ここは高い壁で覆われてるアウェイサポーターのすぐ横なんですよね(困).
ですが,消化試合なだけに観客席はガラガラ.ということで,試合前に勝手に高い席へ移動.
周りに誰もいないピッチ近くの特等席を独り占めすることに成功しました.



それでもマンチェスターシティのサポーターは大挙して押し寄せていました.
対してユヴェントスのサポーターはちらほら.応援では完全に向こうの勝ち.
フーリガンっていうのでしょうかね,試合前から私に向かって挑発したりする人たちが数名.
高い壁があるから強気なんでしょうが,私にやっても喜んじゃうだけです(ワーイ,本物だ).



マンチェスターシティの練習風景.誰ひとり私が知っている選手はいません!
練習から見ようと早く来たのですが,とにかく寒い!万全の態勢を整えてきたのですが,
今日の寒さは予想を上回るものでした.手袋とマフラーをしてても凍えてきます.

試合開始前,YouTubeで何度も再生したユヴェントスの公式応援歌をみんなで熱唱.
だいぶ歌えるようになりましたが,これを披露できるのもこの日が最後です(涙).



試合はユヴェントスが前半43分にジャネッティのゴールで先制.
ユーベファンが壁越しのマンCサポーターを挑発しますが,彼らも一緒になって騒いでます.
グループリーグ突破が決まってるだけにマンCサポーターも余裕なのでしょうか.
私でも知っている汚いイタリア語が飛び交って,それはそれはヒドイものでした(苦笑).



デル・ピエロのコーナーキック.選手が近くに寄ると方々から名前が叫ばれます.



このままユヴェントスが押し切ってグループリーグ初勝利をおさめるかと思いきや,
77分にジョー(GKのほうじゃないですよ)に同点ゴールを決められ万事休す.
この時間になると,ユヴェントスのほうが動きに精彩を欠いて守るので手一杯.

というわけで,残念ながらそのまま試合終了のホイッスルが鳴ってしまいました.
これで6連続引き分けと負けがないのにグループリーグを敗退するという珍記録を達成.
セリエAで好調なだけにヨーロッパリーグでの敗退は寂しい限りです.

私はUEFAチャンピオンズリーグ,ヨーロッパリーグ,セリエAの3つのリーグ観戦を達成.
ほとんどサッカーに興味はなかったのですが,ウェブで試合結果とかも見るようになりました.
このままにわかで終わりそうですが,ユヴェントスの動きは今後もチェックしていきたいです.

2010年12月15日水曜日

Buon Natale e Felice Anno Nuovo

イタリア東部は大雪に見舞われてるようですが,トリノでは天気の良い日々が続いています.
積雪もいまのところゼロですが,アルプスの山々は既に真っ白な雪に覆われています.



居室からのアルプスの眺め.もう少し時間が経つと夕日に染まるアルプスが一望できます.
手前にあるのはトリノ五輪のメインスタジアムだったスタディオ・オリンピコ・ディ・トリノ.
右上に見える螺旋状の尖塔がオリンピックの時に使用された聖火台です.



こちらはアパートのエレベータに貼ってあったクリスマスと新年のご挨拶のポスター.
エレベータを管理している会社が貼ったみたいです.謎のサンタは会社の社長でしょうか?
サンタが雪でつくっている建物までエレベータになっているのには笑ってしまいましたが.

ポスターに書いてあった言葉は,
"Un augurio speciale per un Felice Natale e uno stupendo Anno Nuovo!"
素晴らしいクリスマスと新年になることを願っています...みたいな感じでしょうか.
こちらではクリスマスと新年を一緒にまとめて祝う言葉が一般的なようです.

2010年12月14日火曜日

プレゼント

帰国まで2週間を切り,受入研究者であるTerna先生に帰国日のお知らせと
日本学術振興会に提出しなくてはならない私の評価書作成のお願いをしました.
そうしたら,思いがけずTerna先生からプレゼントをいただきました.
一緒に手紙が添えられてあって"For our friend Shigeto"の文字にジーン.



ひとつはピエモンテの風景が描かれたイラスト集.
滞在した土地を忘れないようにという配慮からでしょうか.
あまりトリノ以外の州内をめぐることができなかったので,
これを見てピエモンテを旅行した気分になりたいと思います.



水彩画なのでピエモンテの自然や建物がやわらかく描かれています.



もうひとつは,ヴィヴァルディのCD.
Terna先生の話だとヴィヴァルディの楽譜はトリノの図書館に
たくさん保管されているらしく,トリノにゆかりのある音楽家とのこと.
クラシックなんてめったに聴くことはありませんが,
このCDはiTunesやiPodに入れて聴いていきたいと思います.
これからはヴィヴァルディを聴いたらトリノを想い出してしまいますね.
Terna先生,素敵なプレゼントをありがとうございました.

来週はクリスマスウィークなので,大学も早々に閉まってしまうらしいです.
良き先生,良き同僚と会えるのも残すところあとわずかとなってしまいました.
だんだん帰国するのが寂しくなってきますね.

2010年12月11日土曜日

ウォーターポロ

土曜日の昼下がり,自宅でゴロゴロしていたところにUgoからの電話.
「暇にしているならウォーターポロを観に行かないかい?」...ウォーターポロって何だ?
調べるとそれは水球のことでした.すぐさま「行く」と返事をしたのはいいものの,
いまだかつて一度も水球を観たことがなければ,ルールもまったく知りません.
ウェブで簡単にルールを把握してから,待ち合わせの大学近くにあるプールへ向かいました.

会場に着くと前の試合がやっていて,それなりに観客もたくさん入っていました.
終盤だったのか横にいたおじさんは,ヒートアップして窓は叩くは大声は出すわでもう大変.
このままでは身が危ないと感じたので,ささっとUgoが来るまでラウンジで待っていました.

試合が終わった後にUgoがやってきて,一緒に先ほど試合が行われていた会場へ.
すると,どうも会場の様子がおかしい.Ugoが周りにいた観客に尋ねると,
実は観ようとしていた試合が先ほど行われていたもので,当日に時間が変更されたとのこと.
あらら,さすがイタリア.遅れるだけではなくて,たまには早めることもあるのね(笑).
ひたすら謝るUgo.でもこの後にジュニアの試合があるらしく,それを観ることにしました.

試合開始までUgoが知り合いと話しをするというので,私もそれに同行することに.
あ,さっきのヒートアップしてたおじさんと話してる...ご友人だったんですね.
私も紹介されて簡単なご挨拶.試合観てたとき怖かったですよーとは言えませんでしたが,
普段はやさしく穏和な方でした.イタリア人ってスポーツ観ると,たまに人格変わる人がいます.

セリエA2に所属している"TORINO 81"の関係者にも友人がいて,私にも紹介してもらえました.
中でも試合直後のキャプテンとは軽くお話しさせてもらって握手までしてもらえました.
まだ目が真っ赤で髪も濡れているところ,わざわざありがとうございました.



水球のルールはUgoから観戦しながら教えてもらいました.8分を1ピリオドとして,それを4回.
つまり32分行われるわけですが,反則があると時間が止まるので実際は約1時間はありました.
それでも短いなと思ったのですが,あの運動量を見たらそれも十分だと納得です.
とにかくひたすら泳がなくてはならないのと,個人同士の攻防が凄まじいのです.



Ugoは「水の中には審判がいないから水中では何をしてもいいんだ」なんて言ってましたが,
本当に水の中では格闘技みたいになっていました.なので,ボールがあるところよりも
ないところのほうが見応えがあったりします.ああ,やってる,やってる...みたいな(笑).



試合自体は一方的な展開で大味な感じだったのですが,初めて観るだけにすべてが新鮮で
とても興味深く,そして楽しんで観ることができました.このスポーツは熱すぎる!!

日本ではマイナーなスポーツですが,それはイタリアでも同じことらしいです.
それでも熱心なファンが押し寄せて,一生懸命応援しているのを見ると,
やっぱりスポーツはファンが支えているものなんだなとつくづく感じました.
日本でも流行らせるにはとにかく水球のタフさと激しさを知ってもらうことでしょうかね.
またひとつ,イタリアで貴重な経験をさせてもらいました.Ugo,誘ってくれてありがとう!

2010年12月10日金曜日

サンタクロース

登校したら私の居室の前にサンタクロースが!!



周りを見たらすべての部屋の前にサンタクロースがぶら下がっていました.
イタリアならではのクリスマスを盛り上げるための装飾ですね.

でも,よく見るとこのサンタクロース,セロハンテープで止めてあります(笑).
しかも,キラキラが私の名札に思いっきりかぶってるし.

2010年12月8日水曜日

国立映画博物館

12月8日は"無原罪の御宿りの日"ということで,カトリックのイタリアでは祝日です.
イタリアに来るまで,まったく聞いたこともなかった祝日なのですが,
どうやら聖母マリアがその母アンナの体内に宿った日ということらしいです.
教会では何かしらのイベントをやっているのでしょうが,キリスト教徒でもない私が
見学に行ってもおじゃまなだけなので,今日はずっと自宅にひきこもっていました.

さて,今回は以前にお約束したモーレ・アントネッリアーナ内にある
国立映画博物館をテンション高くご紹介したいと思います.

映画博物館では,映画が作られる以前に楽しまれていた動く映像を数多く展示しています.



ゾーエトロープと呼ばれるもの.パラパラ漫画みたいなものと言ったらよいでしょうか?



ゆったりしたソファーに寝ころがって,巨大スクリーンに映し出される映画も観られます.
スクリーンの後ろに見える回廊には映画のポスターがずらりと並べてあって,
館内をグルグルとのぼりながら名画の歴史を振り返ることができるようになっています.

さあ,ここからは映画博物館ということで,私が役になりきって映画のセットを紹介します.



「実に面白い」(ガリレオの湯川博士のように).書いてある数式なんてさっぱりですが.



マッドサイエンティストShigeto.怪しい試薬の実験に成功するの図.



カモーン!(この写真を撮ってもらうのは相当恥ずかしかったです)

とまあ,多分におふざけが入りすぎて肝心の映画博物館の紹介はさっぱりでしたが,
このように映画の歴史からセットまで映画をほとんど観ない人でも楽しめる施設となっています.
たまにはこういう色物があってもいいですよね?イタリア人からの奇異の目がきつかった(笑).

2010年12月3日金曜日

Light Masks

ドゥオーモの近くでインスタレーションをやっているから観に行くといいよと
Matteoから勧められていたので,トリノ映画祭の帰り道に寄ってみることにしました.

何か美しいイルミネーションを想像していた私は,ワクワクしながら向かったのですが,
どこにもそれらしいものが見当たりません.入口がわかりにくいと聞いていたのですが,
他にも見物客がいるからわかるだろうと思いきや,ぜんぜんそれらしき姿もありません.

すると,ある一角から呻き声のような気味の悪い声が聞こえてくるではありませんか.
恐る恐る近づいてみると,そこには呻き声にともなって光る多くのマスクが!
何だこれはーー!!しかも周りには誰もおらず,私ひとりしかいません.



きっとインスタレーションってこれのことだ.それにしてもなかなかの怪しさです.



時間の変化に従って色や光り方も変化していきます.



七色のマスク!!



ズームアップ!見れば見るほど気味が悪い.



動画も撮ってみましたので,おどろおどろしい音も合わせてお楽しみください.

追記:
展示場所のパノラマ写真が載っているサイトを教えてもらいました.サイトはこちら
この写真を見ていただければ,どんなところで展示されているかわかると思います.