大学へはトラムで20分くらいかかりますが,たまにMatteoがバイクで迎えに来てくれます.
トリノはそれほど交通量が多くはないのですが,今日は道路の様子がいつもと違って,
ひどい渋滞に巻き込まれました.どうやら広場でフラッグを振るイベント(?)をやっているとかで,
ところどころ道路が封鎖されているようでした.街角の至るところに警官が立っていました.
途中,警官からヘルメットのベルトを締めろ!とおしかりを受けるも,
Matteoが彼は日本人だから勘弁してくれとイタリア語で言っていました(たぶん).
おかげで,いつもは10分程度でいけるところを今日は30分もかかりました.
お昼は大学近くのお店でケバブフォカッチャを食べました.
イタリア語を使って自分で注文してみたところ,ものが出てきたので,ちゃんと通じたみたいです.
ここのフォカッチャはとてもおいしいのでまた来ることにしようっと.
大学に戻ってから図書館の利用申請も行いました.
数日はかかるようなことをMatteoに言われたのですが,
ひとりで申請しに行ったら即日発行してくれました.通常ならあり得ないと言われましたが,
これは受入研究者の力か,それともマフィアの力なのでしょうか(笑).
Matteoが新居を見せてくれるというので,図々しくもあがらせていただきました.
ここで3月にお世話になった奥さんのLauraとも久しぶりの再会.
頬にキスをされるのはまったくもって照れくさく慣れないものです.
彼らの新居は驚くくらい広かったです.これは何かの美術館なのだろうか!!
コンサートを開けるくらいの天井の高さはありました.
夜,MatteoとLaura,そして彼らの友人であるMauroとSimoneと一緒に
トリノ郊外のリストランテに行きました.市街地から車で30分はいったところでしょうか.
庭がとてもきれいなお店で,花と芝の手入れがきちんと行き届いていました.
そんな庭先で私も一枚!両手に花です,はい(汗).
スパークリングワイン,前菜,メイン,どれをとってもおいしかったですが,
とりわけポルチーニのリゾットは絶品でした.
酔い冷ましとタバコ休憩(私は吸いませんが)に時折お庭へ...
そして最後にパンナコッタとコーヒー.コーヒーはもちろんエスプレッソ,
エスプレッソに砂糖を入れるヤツは負け犬だそうです(笑).
帰りに夜景の綺麗なスポットに案内してもらって帰宅.
研究者ではないイタリア人と初めてゆっくりお話ができて,とても楽しいひとときでした.