2010年12月27日月曜日

無事帰国

11時間のフライトを経て無事に日本へたどり着くことができました.
今回のアリタリア航空は,キャビンアテンダントの対応もすこぶる良く,
預けた荷物もビックリするくらいすんなりと出てきました.
しかしながら,機内ではあまり寝ることができなかったので,
しばらくは時差ボケと格闘する日々が続くのでしょう.

というわけで,本ブログもこれにて終了です.
何か後日談ができたら更新するかもしれませんが,
とりあえずは一旦終了ということにしたいと思います.

トリノで得たものは,学術的な成果もさることながら,
多様な価値観の実際的な認識と自分で何とかしようとする積極性でしょうか.
最初の1,2ヶ月は完全なお客様扱いで,周りもあれこれと手を尽くしてくれましたが,
半年も経つと空気みたいな扱いになって,同僚も普通に接してくれていたと思います.
おそらく真価が問われるのは1年くらい経ってからで,そのくらいになると
海外で生き残れる人とそうではない人の差がはっきりと出てくるのでしょうね.
生きていくだけなら1年でも2年でもいられそうでしたが,何か事を成すとなると
外国人の自分が並大抵の努力では難しいのではないかと感じました.

ですが,日本では味わえない刺激を受けることができたのは間違いなく,
学生には若いうちから積極的に海外へ出ることをお勧めします.
ただし,英語が通じない国は刺激レベルがアップしますので,お好みにあわせて調整を(笑).

それでは皆さん,半年という短い間でしたが,ご覧いただきましてありがとうございました.