2010年10月30日土曜日

プリペイドカード

モバイルキーの残高が10ユーロを切り,このままでは来月からネットを使えなくなるので,
リカリカ(チャージ)をするべく自宅近くのタバッキへ.

「ヴォレイ リカリカーレ ムニャムニャ」 
前にチャージしたときに唱えた呪文を復唱するも店主は怪訝そうな表情.
チャージできる金額もさることながら,どうやらお店でチャージできる機械が使えないそう.



代わりにこれでリカリカできるよと出してくれたのがこのカード.
チャージ用のプリペイドカードです.むむう,カードの使い方がわからない.
なので,このタバッキではトラムの回数券(カルネ)だけを大人買いして別のタバッキへ.

別のタバッキにて同じ呪文を復唱するも,これまた店主が怪訝そうな表情.
やっぱりお店でリカリカできる機械が使えないという.時間によって使えないのでしょうか.
イタリア語で一生懸命伝えようとしてくれたのですが,早すぎて私には理解できません.
お礼を言って去ろうとしたとき,こんなのあるよって出されたのがさっきのカード.
せっかくだから試してみるかと10ユーロ×2枚を購入して帰宅.



これ,カードの後ろのスクラッチの部分を削り,そこに書いてある16桁の番号を
電話で入力すればリカリカできるというものらしいです.

チャージ用の番号4242に電話すると,女性の自動音声が流れ,
イタリア語で○○をするなら0番,××をするなら1番,△△をするなら2番・・・
そこまではわかったのですが,肝心の○○や××がまったくわかりません.
ネットで調べるもTIM(イタリアで一番大きい携帯会社,日本でいうNTT DoCoMo)に
関する情報は載っているのですが,私のキャリアであるWind(新興の携帯会社,
日本でいうAUみたいなもの)に関する情報はまったく載っていないのです.

この4242がフリーダイヤルなのをいいことに,
そこから繰り返し何度も聞くという作業が始まりました.
いかんせん選択肢が多いので,聞き分けるのに相当苦労しましたが,
最初は1番,そして次も1番をプッシュすると,カードの裏に記載されている
16桁の番号をプッシュせよというところにいくことがわかりました.
ここまでたどり着くのに20分は擁したでしょうか.

そして16桁の番号を入力して終了し(確認のために番号を復唱してくれます),
ネットでモバイルキーの残高をチェックすると,ワーイ!!
ちゃんと10ユーロがチャージされてました.

電子辞書がないながらも頑張りました.そして,また大人の階段のぼりました(笑).