2010年12月25日土曜日

クリスマス

クリスマスはMatteoから招待を受けていたので,彼の新居にお呼ばれしてきました.
イタリアのクリスマスはお昼に家族が集まって食事するものなので,
私がそこにおじゃまするのは場違いかと思って,いったんは遠慮したのですが,
家族のように振る舞っていいと言ってくれたので,図々しくもおじゃますることにしました.

約束の13時に伺うと,既に大勢の親戚が集まっていました.5,6人かなと思っていたのですが,
なんとビックリ!20人以上はいたと思います.そのすべての人たちに挨拶と自己紹介(汗).
相手はすぐに私の名前を覚えてくれるのですが,私は当然覚えきれません.
MatteoとLauraのご両親は一度会ったことがあるのですぐに認識できましたが,
その他の人たちは彼らとどういう関係なのか,把握するまですごく時間がかかりました.
Matteoのお父さんは気さくな方で,「Shigeto,Shigeto」と事ある毎に声をかけてくれて
肩を組みながらなぜかお酒を飲み始めたり(笑).イタリア人はホント壁がないですね.



Matteo邸の天井画.修復してますが,16世紀のものとか.こういうのが出てくるんですね.



クリスマスプレゼントはすべて暖炉の下に置かれています.
私からのプレゼントもここに置かれました.「龍馬」とか書かれた日本酒は私のです.
ちなみに坂本龍馬はジュゼッペ・ガリバルディのような歴史的英雄だと説明しておきました.



食事の準備ができるまで,赤ちゃんと遊ばせてもらいました.めちゃくちゃかわいかったです.




親戚一同での食事.ワインもすごい量あけられています.料理も次から次へと食べきれません.



最後には噂に聞いていたパネットーネ.イタリアのクリスマスには欠かせないものです.



私が持っていった日本酒を湯せんするMatteo.熱燗を教えたらさっそく実践です.



Matteoには他にも緑茶の石けん,Lauraとのペアカップ,そしてけん玉をプレゼントしました.
トリノにある無印良品に日本のものがいっぱいあったので助かりました.
さっそくけん玉に夢中になるMatteo.私がやってみせたら皆さん唖然としてました(笑).

私が明日の午前にトリノを発つと話すと,皆さんからいつ戻ってくるの?と聞かれて困りました.
もう戻ってこないというと,一斉に「またいつか来るでしょ」と突っ込みが入って苦笑.
その突っ込みがすごい揃っていたので,私のほうがたじろぎました.またいつか来たいですね.



最後にMatteoとLauraそして私の3人で記念撮影.かなりワインが入って赤ら顔でしょうか.
彼らのおかげで私のトリノ滞在がとても楽しいものになったことは言うまでもありません.
異国からきた人間に自分もここまでしてあげられるだろうか?つくづく彼らに感謝です.