2010年12月8日水曜日

国立映画博物館

12月8日は"無原罪の御宿りの日"ということで,カトリックのイタリアでは祝日です.
イタリアに来るまで,まったく聞いたこともなかった祝日なのですが,
どうやら聖母マリアがその母アンナの体内に宿った日ということらしいです.
教会では何かしらのイベントをやっているのでしょうが,キリスト教徒でもない私が
見学に行ってもおじゃまなだけなので,今日はずっと自宅にひきこもっていました.

さて,今回は以前にお約束したモーレ・アントネッリアーナ内にある
国立映画博物館をテンション高くご紹介したいと思います.

映画博物館では,映画が作られる以前に楽しまれていた動く映像を数多く展示しています.



ゾーエトロープと呼ばれるもの.パラパラ漫画みたいなものと言ったらよいでしょうか?



ゆったりしたソファーに寝ころがって,巨大スクリーンに映し出される映画も観られます.
スクリーンの後ろに見える回廊には映画のポスターがずらりと並べてあって,
館内をグルグルとのぼりながら名画の歴史を振り返ることができるようになっています.

さあ,ここからは映画博物館ということで,私が役になりきって映画のセットを紹介します.



「実に面白い」(ガリレオの湯川博士のように).書いてある数式なんてさっぱりですが.



マッドサイエンティストShigeto.怪しい試薬の実験に成功するの図.



カモーン!(この写真を撮ってもらうのは相当恥ずかしかったです)

とまあ,多分におふざけが入りすぎて肝心の映画博物館の紹介はさっぱりでしたが,
このように映画の歴史からセットまで映画をほとんど観ない人でも楽しめる施設となっています.
たまにはこういう色物があってもいいですよね?イタリア人からの奇異の目がきつかった(笑).