2010年9月18日土曜日

リスボンで出会う

長かった会議も終わり,完全休暇でリスボンの街めぐり.



一昨日にも足を運んだお店でまたもやサルデーニャ・アサードとエビのスープ.
今日はそれにイカ焼きもつけてみました.ですが,イワシとエビのこの組み合わせは,
「キャプテン翼」における翼・岬のゴールデンコンビ並みの強力なタッグ(謎).



リスボンに来たらこのお店に来て,この2つを注文すべし.店名は失念しましたが,
確か「地球の歩き方」に載っていたはずです.値段は2つで10ユーロもいきません.
ちなみにポークやチキンも炭焼きです.常連の多くはお肉を注文しているようでした.



この店を出た後,スペインへ向かう長滝さんとお別れし,橋本さんとふたりで行動.
手始めにリスボンを見渡せるサンタ・ジュスタのエレベータに乗車.
今から100年以上前の1902年に完成した歴史あるエレベータです.



先日攻め落としたサン・ジョルジェ城(まだ言うか).高台にあるのがわかります.



ロシオ広場に面したマリア2世国立劇場.広場の床は波を打っているように見えます.

ここからリスボンの街を眺めていると,「日本人ですかー」と話しかけてきた少女が.
聞けばスペインに短期留学している女子大生で,リスボンには観光で今朝着いたばかりだとか.
てっきり家族旅行で来ている中学生かと思ってしまいました(失礼ですね,ゴメンナサイ).
その彼女とエレベータにあるカフェで一緒にお茶をしながら,しばし歓談.



親子...じゃないですよ.

スペインにはバイトで貯めたお金で留学し,これまでもスペイン,
メキシコに短期留学しているとのこと.リスボンにはスペインから夜行バスで来て,
さらにそこからイタリアまでひとりで長期旅行するそうな.
その話を聞いて,初めて国際会議に行くときに超ビビっていた自分が恥ずかしい.

その後,これも何かの縁ということで一緒にリスボンの街をめぐることに.



イタリアとは違って改札がありました.ここロシオ駅からの行き先はすべてシントラ.



リスボンで最も賑わっているアウグスタ通り.トリノのガリバルディ通りみたな感じ.





行ってみたかったリスボンのカテドラル.ステンドグラスのバラ窓が美しい.



街の片隅にあった缶詰屋.この女性の絵が昔の3Dポリゴンみたいで,激しい違和感が.
お店は繁盛していたので,缶詰はおいしいのでしょう.



アウグスタ通りの終着点,コルメシオ広場.アーチとジョゼ1世の騎馬像が夕日に染まる.



この広場の一角にあるLisbon tasting roomでポルトガルワインの試飲ができます.
ただ飲ませてくれるだけではなく,4種類のワインを飲んで評価する必要があるのですが,
橋本研でも違いのわからない男で名の通っている私にそんな難しい芸当ができるわけもなく...



すべておいしくいただいて適当な評価と感想をつけておきました.
ポルトガルワインの三産地の味を堪能できるので,ワイン好きにはお勧めのスポットかも.



偶然にも彼女が宿泊しているホテルがわれわれの宿泊しているホテルの近くだったので,
以前訪れたホテル近くのSanta Mariaで夕食も一緒に食べることにしました.
ここでもサルデーニャ・アサードを頼みましたが,炭焼きじゃなかったので全然ダメ.
でも大きなエビはおいしかったですよ(それにしてもエビ食べ過ぎ).



最後に3人で記念撮影.



帰り際に運ばれてきた巨大魚.その大きさにただただ唖然!