七夕あたりから左前歯の歯茎が痛み出し,すぐに治るだろうと放置していたら
痛みが和らぐどころか,一晩寝られないくらいの痛みに変化していきました.
出発前に契約した保険会社に連絡したところ,歯の治療だけは出発後90日経たないと
保険の適用外だと言われました.せっかく歯科保険にも加入したのに
すぐに使えないとは,まったくもって保険の意味がありません.
保険会社のほうで歯科医を紹介してくださるとのことでしたが,
トリノでは日本語はおろか英語のできる歯科医も紹介できないとのこと.
イエローページで近くの歯科医を探して予約取りましょうか?と言われたのですが,
さすがにこれはお断りしました.海外で腕の悪い医者に当たったら最悪ですから...
この件についてMatteoに相談したところ,彼のかかりつけ医がとても親切で
腕も良いので予約を取ってあげるということになり,さっそく次の日に行くことになりました.
自宅と大学のちょうど中間地点にあるOrazio Antinori通りのDott. Menicucci先生.
ひとりだったので間違いがないかドキドキしながら行きましたが,
呼び鈴を鳴らすとすぐに人なつっこい笑顔で私を迎え入れてくださいました.
幸いにも英語でコミュニケーションが取れたので,すぐに状況を説明することができました.
院内はすごくきれいで,落ち着いた雰囲気.早速レントゲンを撮ってもらい診察を受けると
歯の中が化膿していてそれが痛みの原因であることが判明しました.
診療の見積をみて,正直払うのが厳しいなと思ったのですが,背に腹は代えられません.
次の日から2日に分けて歯医者に通うことになりました.
治療は神経を抜いたりしたので,涙が出るほど痛かったのですが,
それ以外はまったく痛みもなく,その日以降歯茎の痛みもまったくなくなりました.
国内の健康保険を適用するために先生に証明書を書いてもらうようお願いしたら
英語で丁寧に書いてくださいました.結構な金額を支払ったので,この証明書で
日本で保険が適用されることを節に望みます.私にとっては貴重な経験でしたが,
みなさんが海外渡航の際には,歯の治療を済ませてから出発しましょう.
海外で診療とか、考えるだけ怖いです。。。ただでさえ切羽詰っているのに。
返信削除トラブルもなく治ってよかったですね。
良い歯医者と出会えてラッキーでした.
返信削除医療水準は日本とさほど変わらなかったです.
受付の女性や歯科助手さんは英語ができなかったので,
何を言ってるかさっぱりでしたが,
ジェスチャーや片言の英語で乗り切りました(笑)