2010年11月2日火曜日

Neural Networks School 1日目

Artificial Neural Networksの基礎な理解とそれらのプログラミング構築を学ぶ
勉強会に参加しています.勉強会は2日間に分割され,それぞれ1日がかりで行われます.

数年前に情報科学研究科の講義に紛れて勉強したことがあったのですが,
いかんせん自分の研究で使うことがないので,記憶があいまい.
でも,橋本研メンバの研究でも使われているし,もともと興味もあったので再勉強です.

ニューラルネットの話は一度聞いて勉強したことがあった内容でしたが,
プログラミングのほうは初めて聞く内容がたくさんありました.
Pythonと言語仕様が変わらないCythonと呼ばれる言語で進めていくのですが,
この言語によってCの拡張を書くことができるそうです.

もともとCを使ったことがなかった私にとってはどれだけありがたいものか
わからなかったのですが,コンパイルすると処理速度が相当上昇するとのこと.
Pythonの利便性をそのままに処理速度がC並みに上がるとはビックリです.

実際プロファイリングによってPythonとCythonの速度の違いも実感.
最適化処理やサンプルコードなど,その他にもいろいろとレクチャーを受けました.

PyBrainという機械学習ライブラリも紹介.ニューラルネットの基本的な
アルゴリズムはもちろんのこと,比較的最先端なものも取り揃っていること.
実際の利用は来週に持ち越しとなりましたが,初心者の私でも簡単に使えそうな感じです.

ここにいるとJAISTと変わらない感覚で過ごしてしまうのですが,
よくよく考えると経済学部なんですよね.日本の経済学部にもこういうところあるのかな?

4 件のコメント:

  1. 形式的には経済学部の範疇でというところがすごいですね.他の受講者のかたはなにに使うんでしょうね!?

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  2. ずぐに何かに使うというわけではなく,
    自分の研究の視野を広げて,使いたいときに準備できてる
    ようにするという感じでしょうか.

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  3. そういった位置づけで受講することを念頭に開講されるなんてすばらしいですね.
    「経済学部」の印象と全く違う.

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  4. 確かにここにいると経済学部に対する印象がまったく違います.
    プログラミングをバリバリこなせる人がいっぱいいますし.
    ポスドクがドクターたちをリードしているって感じですね.

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